社会保険労務士の和田です。
金曜日の午後、頑張っていきましょう!
さて、保育所の待機児童対策として 『 横浜方式 』 が話題になっています。
横浜市では保育所への企業参入などを積極的に促進していった結果、
わずか3年で待機児童ゼロを達成したとのことです。
我らが福岡市も待機児童の数は非常に多く、少し前の統計では全国ワースト3位でした。
当然、福岡市も待機児童ゼロを目指しており、私が住んでいる福岡市西区周辺でも、
保育園の新設または増改築工事を行っている施設が多く見られます。
保育園はその保育スペースによって園児の定員数が決まっており、
待機児童の受け入れを行うためには、まずそのスペースを確保しなければなりません。
次に問題となるのが、保育士の確保です。
園児の年齢に応じて、 「 〇歳の児童〇人に対して保育士1人 」 と定められているため、
待機児童を受け入れる際には、どうしても保育士の数も増やさなければいけません。
事務所勤務時代、待機児童の受け入れに取り組んでいる保育園がいくつかありましたが、
どこの保育園も保育士の確保に一番頭を悩ませていました。
せっかく採用してもすぐに辞めてしまうといったケースも多く見られました。
「保育施設の充実」と「保育士の確保」の両面から対策を考える必要があると思います。